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なべはるの人事徒然

フィードフォース人事の中の人。採用、教育、評価制度、組織活性など、日々考えていることを綴ります。現在人事で働いている方、人事の仕事に興味のある方、就職活動中の学生などに読んでいただけたら幸いです。

グループディスカッション選考にコツがあるとしたら

グループディスカッション選考が嫌い

以前のブログ↓に書いたとおり、私はグループディスカッション選考が嫌いです。良い悪いではなく嫌い。

nabeharu.hatenablog.com

上記の記事にも書きましたが、やはりどう考えてもグループディスカッションで価値を発揮する人と仕事がデキる人は相関するケースは少ないように思えるのです。

ちなみに、ここまで言っておきながら私の前職ではグループディスカッション選考を取り入れていました。しかも私の提案で。目的とやり方次第で十分意味のあるものになると思っています。好きではないけれど。

グループディスカッション選考は避けて通れない

しかし、私がいくら嫌いと言っても実際には多くの企業でグループディスカッション選考が行われているので、就職活動中の方は「どう対策すればいいのか」と不安に思っている方もいらっしゃると思います。

巷では多くの対策記事/サイトがあるようです。
「グループディスカッション 対策」とでも検索すれば山ほど出てきます。
テクニック的なものが知りたいのであればご自身でそちらを見ていただくとして、ここでは私なりのグループディスカッション対策を考えてみます。

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グループディスカッションを通して企業が見極めたいこと

まず、グループディスカッションを通して、選考官は何を見極めたいのでしょうか?

グループディスカッションの評価基準 - 面接の王道

グループディスカッションで見られるポイント|現役戦略コンサルタントが語る(1)

グループディスカッションで重要な、たった1つのこと | 就活の手引き

就活グループディスカッションの対策 [大学生の就職活動] All About

↑のいくつかのサイトを見てみると、概ね「協調性(チーム力)」「思考力/発想力」に分けられるようです。

必勝対策はない

上記サイトを見ると分かりますが、当然のことながら「こうすれば受かる」という絶対的な法則はありません。

司会をやると受かりやすいとか、下手な司会は逆に落ちるとか、思考のフレームワークを知ってると有利とか、とりあえずフレームワークとかいう人は印象が悪いとか。会社によって、選考官によって見たいポイントが全く異なります(ヒドい人だと、グループディスカッションに慣れてる感じは嫌だ、なんて言い出す人まで。どうしろと)

ましてや企業が見るポイントが協調性思考力、という、人によってどうとでもとれる曖昧な評価基準なので、必勝対策なんてものはそもそもありえません。

唯一のコツは、選考であることを忘れて本気で取り組むコト

そんな中で唯一のコツのようなものがあるとしたら、選考であることを忘れて本気で取り組むコトです。
本気と言っても、選考に受かりたいという本気ではなく、課されたお題に対しての本気です。

新規事業立案のお題だったら、本気でその会社の社員になったつもりで。少子化を止めるというお題なら本気で国の役人になったつもりで、本気で考え、楽しみ、悩み、時間いっぱいまで妥協せず取り組んでください。

本気で取り組む人を嫌がる人はいないと思いますし、結果的にそれが一番の対策になると思います。また、もしそれで不合格になってしまったとしても、自分の本気の取り組みがその会社に合わなかったのであれば仕方ないと割り切ることもできます。
どうすれば合格できるか、答えのないもやもやしたことにかずらうよりも本質的なことに目を向けましょう。

おまけ:どうしてスマホやノートPCを使わないのか

おまけです。
先日、「技術が発達し、AIが人の仕事の多くを担っているであろう未来に私たちが身につけておくべきことは何か」というテーマのグループディスカッションを見学する機会がありました。

そこで不思議だったのが、誰もスマホやノートPCで調べ物をしないことです。8チーム40人いてただの1人も!
私がもし仕事上でそのテーマを考えるとしたら、今後のテクノロジーがどう発展するかを予想するためにとりあえず色々調べてみます。

あまりに気になって学生に聞いてみたところ、「それが暗黙の了解だと思って」とのこと。また、会社によっては「スマホ禁止」と明言している会社もあるらしいです。

ビジネスにカンニングはなく、自力だろうが他力だろうがどんな手段を使ってでも結果を出すのが大事です。スマホでも人脈でも使えるものは何でも使いますし、機械や人の力に頼れる力も含めてその人自身の能力です。

そう考えると、スマホで調べるくらいは許可してもいいというか、それが自然だと思うのですが、グループディスカッション選考を実施している企業の方、いかがでしょう?