渡邉・渡邊の漢字の違いが分からない貴方へ
苗字がワタナベでない皆さん。ワタナベさんにメールを送る際に渡邉なのか渡邊なのか、悩んだことはないでしょうか?
苗字がワタナベの貴方、渡邉なのに渡邊と間違われてイラっとしたことはありませんか?どうせ間違えるなら略字である渡辺を使ってほしいなと思ったことは?
今日は、そんな皆さんにオススメのゲーム『渡る世間はナベばかり』をご紹介します。
「辺」「邉」「邊」……24種もの「ベ」の字を収録した、悶絶必至の「渡ナベ」神経衰弱ゲームが登場!
ナベ知識カードで「渡ナベ」にまつわる豆知識が得られるほか、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のルールが付属しており、外国の方とも遊べる親切仕様。
(Amazon より)
ツッコんだら負けな気はしますが、無駄に多言語対応。ドイツ人やフランス人は絶対このゲームで遊ばない気がします…。
ゲーム開始!渡邉・渡邊の違いを見分けられるようになるかも!?
このゲーム、要はナベの字を使った神経衰弱です。まず、「渡」と書いた面を並べます。ナベの字は計24種類ですから、48枚の「渡」が並ぶことになります。この時点でちょっとシュール。
後は普通の神経衰弱と同じルールで、めくってペアを作っていく、それだけです。
それだけなのですが…これが異常に難しい。私もいっぱしの渡邉として、余裕でいけると思っていましたが甘くみていました。全然分からん。ちなみに相手は非ワタナベさん。
↓この6枚、全部違う字なんですよ。信じられますか?↓
今回は、1対1でスピード勝負をしました。普通の神経衰弱のようなターン制ではなく、各々がひたすらめくっていきペアを作る、トランプのスピードのような遊び方です。
全てペアを作り終えたら、何組のナベのペアを作れているかで勝負が決まります。1ペアで1ポイント。もし間違えたペアを作ってしまったらマイナス5ポイントです。
スピード勝負なので、2人でものすごいスピードでめくっていきますが、中々ペアが作れませんし、そもそも同じ字なのかの判別がつきません。
さっきめくったようなナベのような気もするしそうでないような…と完全泥沼化し、渡邉・渡邊の字がゲシュタルト崩壊しまくりでした。
ちなみに「辺」が出るとラッキー。唯一ハッキリ見分けがつきます。
そんな泥試合を20分ほど続けたところで試合終了。お互いが集めたペアを数えていきます。
すると、わずか1組の差で私のほうがペアが多い!よし!勝利!!渡邉のプライドとして非ワタナベにワタナベ負けするわけにはいかないですよ、はっはっは!
・・・と思っていたら、何と私のペアにナベ間違いがあることが発覚。マイナス5ポイントで逆転負けです。
↓勝負を分けたナベ間違い。こんなん分かるか↓
全国のワタナベさんへ 渡邉・渡邊の間違いは許してあげましょう
ターンを無視したスピード勝負で20分かかるこのゲーム。普通の神経衰弱のようなターン制にしたら1時間以上は間違いなくかかると思います。
渡邉・渡邊の字を普段見慣れている私ですら、心が折れそうになりお手つきをしてしまうほど難易度が高い「ナベ」の見分け。
非ワタナベさんからしたら言わずもがなです。
渡邉さんに渡邊と送ったり、渡邊さんに渡邉と送ってしまう間違いは、そっと許してあげましょう。
ちなみにこのゲーム、普通の神経衰弱だけでなく「ナベカルタ」としても遊べます。説明書によると、
1.同じ字がないように「ナベ」の字を上に場に並べます。残ったカードを山札にします
2.山札を1枚めくり、同じ字のカードを場から早いもの勝ちでとります(まちがえたら1回休み)
3.多くとった人が勝ち
とのこと。ツッコんだら負けなのは分かってるけど、1の同じ字がないように並べるだけでめちゃくちゃ難易度高いです。たぶん30分くらいかかる。
ナベカルタしたい方は、フィードフォースへ遊びに来てください。