なべはるの人事徒然

フィードフォース人事の中の人。採用、教育、評価制度、組織活性など、日々考えていることを綴ります。現在人事で働いている方、人事の仕事に興味のある方、就職活動中の学生などに読んでいただけたら幸いです。

みんなが知らないももクロライブに出演する大御所ゲストまとめ

ももクロ10周年ライブ良かった!

杏果かショックから数カ月。10周年記念ライブ参加して高まってきたので、唐突にももクロちゃんライブに出演してきた大御所ゲストをまとめます。

対象は筆者がももクロファンになった2013年の春の一大事から。思い出を振り返る目的なので、筆者が行ってないライブは取り上げません。

モノノフの人は、思い出しながらお楽しみください。モノノフじゃない人でも、ほんとうに意外なゲストが出ているので是非ご笑覧ください。

2013年 春の一大事 西武ドーム

わたしが初めてライブ参戦した記念すべきライブ。参加したのは 2days の1日目でした。

全33曲、4時間近くの長尺ライブで大満足でした。
出演したゲストは下記。

南こうせつ

いきなり超大御所キタ。どういう文脈で南こうせつがきたかは忘れてしまった。

ライブ当日、わたしの席の斜め前にお子さんの付き添いできたらしき50代くらいの女性がライブ中ずーっとつまらなそうに座っていたんだけど、南こうせつが『神田川』を歌い始めた途端に立ち上がり、それ以降南こうせつが引っ込んでからも立って応援していました。すごいぞ南こうせつ。

『神田川』のあとに、ももクロちゃんと一緒に『あの素晴らしい愛をもう一度』を歌いました。

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(ももクロ動画絵巻 より)

上記はももいろフォーク村での共演。ライブ時の画像が見つからなかった汗

mihimaru GT

ライブ中盤~終盤で盛り上がる定番曲『ツヨクツヨク』はもともと mihimaru GT の曲で、「勝手に」歌わせてもらっていたという設定。
このライブのコラボで本人公認で歌えるようになりました。

さらに、わたしが参戦しなかった2日目では、坂本冬美広瀬香美松崎しげるが来たとか。

坂本冬美の『夜桜お七』生で聴きたかったなぁ。広瀬香美はこのゲスト出演の縁で、のちにももクロに楽曲提供しています。

2013年 夏のバカ騒ぎ 日産スタジアム

つづいて夏のライブ。夏はライブというよりお祭りバカ騒ぎ系なので、ゲストのジャンルも毎年幅広いです。

布袋寅泰

初出場時の紅白で歌った『サラバ、愛しき悲しみたちよ』は布袋さんが作った曲なんですよねぇ。布袋さんのライブでも同曲を演るとか。

オープニングから布袋さんが登場して、『君が代』をプレイ。『PUSH』『サラバ、愛しき悲しみたちよ』と『バンビーナ』をももクロちゃんと一緒に歌いました。カッコ良かったなー。

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(zakzak by夕刊フジより)

松崎しげる

知らない方のために解説すると、ももクロちゃんのライブにおいて松崎しげるはゲストというかレギュラーに近いです。

ライブ中突然あらわれては、『愛のメモリー』に乗せて次のライブ会場などの重大発表をするというのが恒例。今やモノノフたちは『愛のメモリー』のクセの強いアレンジ ver. をとても上手に歌えます。
ちなみに松崎しげるはももクロちゃんから「南国ピーナッツ」というあだ名をつけられています。通称「南ピーさん」

今回は『愛のメモリー』に乗せて、次のクリスマスライブが西武ドームで行われることを発表しました。

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松崎しげる 公式ブログより)

猫ひろし

何故か登場。
ライブ中にフルマラソンを走るという企画で、ライブ序盤に登場して日産スタジアムの外周をぐるぐるとひたすら走ります。
スタジアムに設置されたモニタには小さく猫ひろしが走っている様子がワイプで抜かれるというよく分からない状況でした。

ライブ終盤の『走れ!』を猫ひろしを応援しながら歌う演出は良かったですね。

武井壮

ケモノ × モノノフ で「ケモノノフ」を自称する武井壮が登場。
ももクロメンバーで一番運動神経の良い夏菜子と100メール走対決をしました。
結果は武井壮のぶっちぎり勝利。

100メートル走で負けたあと、『BIONIC CHERRY』の「♪甘く見~たでしょう」でつなぐのが面白かったです。

松木安太郎、北澤豪、平瀬智行、三浦淳宏、藤田俊哉、福田正博

曲の合間にももクロのスタッフチームとサッカーの試合をしました。
サッカー場なので、サッカー選手がサッカーをするのは自然ですし、サッカーをするとなれば解説に松木さんが来るのも何の不思議も違和感もありません。それがアイドルのライブ中でなければ。

箕輪はるか

24時間テレビ中継中のハリセンボン 箕輪はるかが出演。一緒に『ワニとシャンプー』をパフォーマンスしました。
正直スベっていた印象。TV企画とは相性合わない気がします。

2013年冬 ももいろクリスマス 西武ドーム

続いてその年のクリスマスライブ。
わたしは映画館でのライブビューイングで参戦しました。

野球好きの方は知っていると思いますが、西武ドームってドームと言いながら密閉されてなくて、外の風がビュービュー吹いてくるんですよ。
そんな会場で真冬にライブやるなんて非常識で、当日の最低気温4度だったとか。あいからずベクトルのおかしな方向で試練を与えてきます。

村主章枝

「会場が寒い」ことを活かしたライブパフォーマンスなんてまったく思いつかなかったのですが、なるほどそうきたか…。

ステージにスケートリンクを作り、村主さんが曲に合わせてパフォーマンスをしました。『白い風』 × 村主さんはとても良かった。

松崎しげる

いつもの南ピーさんなのですが、告知内容がいつもとは違いました。

それは、かねてよりの夢であった国立競技場でのライブをやるという発表。

オリンピックによる国立競技場改修の件もあり、タイミングとしてはココしかないという状況でしたが、ほんとうにビックリしました。たぶん、人生でいちばんビックリしたと思う。

告知後、最年長なのに泣いちゃって歌えないれにちゃんとか、「おめでたいことなんだから笑わなきゃ」と励ます最年少のあーりんとかがとにかくももクロらしくて良かった。

2014年 春の一大事 国立競技場

で、その国立競技場。あまりこれまでのような企画モノはなく、曲をしっかりやってくれた印象。オープニングから、シングル曲を順番に歌うセトリは総決算感が出て良かったですね。シングル曲を歌い終わったライブ後半でも全然盛り上がれるのも、アーティストとしての地力がついてきた印象でした。
中でも、『Neo STARGATE』は国立のパフォーマンスが一番だと思います。ちょうかっこいい。
他には、2日目の『Z女戦争』であーりんがめちゃくちゃ声が裏返っちゃって、その曲中しおりんがずっと笑っちゃってるところが必見です。夢にみた国立だけど、ももクロちゃんはいつもどおりだった。

立木文彦

声優の大御所 立木さん。ONE PIECE の赤犬とか HUNTER × HUNTER のモントゥトゥユピーとかの怖い役柄が多いですね。
『Z伝説』のナレーション役だったのですが、国立でまさかの生ナレーション。ダンスもキレキレでとても楽しかったです。

高見沢俊彦 (THE ALFEE)

『鋼の意志』が高見沢さん提供の曲で、一緒に演奏しました。最近この曲やらないですねー、カッコ良くてけっこう好きです。

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(THE ALFEE 公式ページ より)

松崎しげる

いつものです。告知内容は忘れてしまいました笑。

2014年 夏のバカ騒ぎ~桃神祭~

軽い気持ちでまとめ始めたのに、この時点で2600字になってて戦慄してますが続けます。この年の夏のバカ騒ぎから、「お祭り」がテーマです。

みどころは何といっても2日目のオープニング。大雨のせいで開演が遅れ、中止も頭によぎる中、少し雨脚が弱くなったところで始まった開幕の『天手力男』。夏菜子が曲の最初に「この雨絶対やむぞー!お前らの力で晴れにしようぜー!!」と叫び、曲の終わりで本当にやんで虹が出るというできすぎのストーリー。なんだこれ漫画か。

天龍源一郎

プロレス界の大御所。なんできたのか、きて何をしたのかは忘れてしまった。

松崎しげる & コロッケ

いつもの『愛のメモリー』での告知タイム…と思いきや松崎しげるのモノマネをしたコロッケだった…と思いきや後ろから本人登場、というベタな流れ。
テレビ的にはベタな流れだけど、それがアイドルのライブで成立しているのがなんだか異次元。アイドルのライブ中、『愛のメモリー』がかかって松崎しげるが登場することを当たり前のこととして受け止めていないと成立しないドッキリですよねこれ。

2014年冬 ももいろクリスマス さいたまスーパーアリーナ

このライブは残念ながら参戦せずでした。
後に Brule-Ray を観るに、東京03松崎しげる田中将大といういつもどおりの感じだったようです。

松崎しげるとマー君がいることがいつもどおりという感覚がおかしくなっている気はします。

2015年夏 桃神祭 静岡エコパスタジアム

ライブタイトルに「バカ騒ぎ」がなくなって「祭」色が強くなりました。
れにちゃんが骨折してたのでパフォーマンスが制限されてましたが、だからこその笑顔を見せてくれましたね。鋼少女はこのころからか。

舘ひろし

そのれにちゃんが大ファンの舘ひろし。デビュー曲の『あの空へ向かって』の歌詞をメンバーに考えさせたときに、れにちゃんが「♪舘ひろしに会いたい~」という歌詞を作った逸話がありますね。
ライブでは『泣かないで』からの『泣いてもいいんだよ』を一緒にパフォーマンス。
突然あらわれた舘ひろしの『泣かないで』の1コーラス目から「ひろしー!」と合いの手を入れるモノノフの訓練されっぷりが見どころです。

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(出典:contents.oricon.co.jp)

前山田健一(ヒャダイン)

メジャーデビュー曲の『行くぜ!怪盗少女』をはじめとして序盤のももクロに多くの楽曲を提供したヒャダインですが、アルバム『5TH DIMENSION』から不仲説がささやかれ、しばらく曲の提供はありませんでした。
その不仲説をネタにしてマネージャー川上アキラとのプロレスからの和解→楽曲提供再開という流れ。ヒャダインの曲好きだったので良かった。

『武陵桃源なかよし物語』のメンバーのわちゃわちゃした感じとかは前山田さんだからこそ書ける曲だなーと思います。

清水ミチコ

実はちょいちょいコラボしている清水ミチコ。
『恋人はサンタクロース』の替え歌でももクリの会場を発表しました。

松崎しげる

いつもの。もはや来てないライブを数えたほうが早い。

2015年冬 ももいろクリスマス 軽井沢スノーパーク

んでそのももクリ。わたしは残念ながら参戦せず

会場が軽井沢。しかも3days。2014年のももクリ 西武ドームで、多少寒くてもイケるだろうと判断した運営が、またおかしなベクトルでメンバーに試練を課した結果です。
軽井沢のゲレンデで12月にライブできるアイドルはももクロだけ、と言われたらそりゃまぁそうなんだけど、それがすごいことなのか、というかそのすごさは賞賛するべきすごさなのかなんなのかわからないけれどとりあえずすごいと思います。

で、このライブはどうやらゲストきてないっぽい。

2016年夏 桃神祭 日産スタジアム

再びの日産スタジアム。今度は2days。2日間で12万人近く入ったらしいです。すげぇ。

高木ブー

ライブのサブテーマが「鬼ヶ島」。鬼→雷様→高木ブー、という連想で高木ブーが参戦。
『スターダストセレナーデ』を高木ブーのウクレレとともにパフォーマンスしました。

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(ももクロヒストリア より)

南ピーさんはこなかったんだっけか?

2016年冬 ももいろクリスマス 幕張メッセ

西武ドーム→軽井沢のゲレンデ、と寒い方向で進化してきたももクリが、今度は「真冬にサンサンサマータイム」という冬に夏をテーマにライブをするという演出。

幕張メッセに暖房をガンガンかけて、フラダンスやファイヤーダンスの演出で常夏感を出します。
オープニングでファイヤーダンスの人がいっぱい出てきて「あ、いつものももクロの感じだ」とほっとしたわたしも相当訓練されてきたと思います。

高木ブー

テーマは夏→夏と言えばアロハシャツにウクレレ、ということでまたも高木ブー参戦。
『サンタさん』『メレ・カリキマカ』『スターダストセレナーデ』をパフォーマンス。

松崎しげる

いつもの。夏のライブは味の素スタジアムでやることが発表されました。

2017年 夏のバカ騒ぎ 味の素スタジアム

桃神祭ではなく、夏のバカ騒ぎが戻ってきました。個人的には桃神祭よりもバカ騒ぎのほうが好きかなー。和楽器よりもロックなももクロちゃんのほうが好みです。

で、今回はスポーツ&オリンピックをビンビンに意識した内容でした。
ライブ中に100m走やマラソン、棒高跳びなどのパフォーマンスがたくさん。バカ騒ぎは、音楽 × 何かで魅せるカオスなエンターテイメントですね。

荻原次晴・吉田沙保里・小林孝至・谷川真里・森脇健児・井出らっきょ

他にもたくさん…本当にたくさんいるんですが、紹介しきれないので…。
オリンピックの歴代メダリストたちが聖火ランナーとして出てきたり、何故か始まる100m走に井出らっきょとかが走ったり、義足の方の走り高跳び・走り幅跳びがあったり、空手のパフォーマンスがあったりと、ちょっと言語化無理です。

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(SPICE より)

↑アイドルのライブとして異常であることは分かるんだけど、何をどうツッコめばいいのか分からない…。

武井壮

また出た武井壮。今度は200m対決。武井壮1人対ももクロ5人のリレー対決でしたが、またも武井壮圧勝でした。

松崎しげる

いつものです。カオスな中にしげるが出てくるとなんだか安心しますね。
アイドルのライブに武井壮と松崎しげるが出ると安心する、ってどうなんだと思いますけど。

2017年冬 ももいろクリスマス さいたまスーパーアリーナ

夏のバカ騒ぎと違って、ももクリは正統派な曲を聴かせるライブでした。

神保彰

ドラムの神様きちゃった!神保さんのドラムに合わせて歌うももクロちゃん最高かよ。
ドラムだけでいろんな音を出す「ドラム・トリガー・システム」とかいう FF の戦闘システムみたいな得意技を持つ神保さん。1人で『怪盗少女』を演奏してて訳分かりませんでした。えっ、ほんとに1人で演奏してるの?えっ??って感じ。

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(神保彰 公式Twitter より)

っていうか、神保さん58才でこの見た目…ドラムテクニック以上にどうなってんだ。

山寺宏一

映画「怪傑ゾロリ」で声優として共演した山寺さん。映画の主題歌『夢は心のつばさ』を夏菜子と歌いました。山寺さん歌もうまいなー。

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(音楽ナタリー より)

2017年 年越し ももいろ歌合戦

メンバーみんな大人になったから深夜のライブもやれるようになったんですよねー。
大晦日の深夜、NHK の紅白歌合戦の裏に、AbemaTV で放映するももいろ歌合戦。下記がそのゲストたち…!(わたしがライブ前に知っていた人だけ紹介)

小林幸子・加山雄三・水前寺清子・さだまさし(中継)・大黒摩季・氣志團・米良美一・松本明子・森口博子・矢口真里・田中将大

えっ、これ本家の紅白に引けをとらなくない…というか最大瞬間風速だけでいえば紅白を上回ってない…?っていうかももクロちゃん必要?みたいな不思議な気持ちになりました。

見どころはたくさんあったので箇条書きで

  • 小林幸子の衣装はセットということが心で理解できた
  • 小林幸子の第二形態・第三形態への進化はホントに FF のラスボス感ある。絶対敵わないという絶望感を感じた
  • 氣志團のももクロへの理解がすごい
  • さだまさしの中継とか、ほんと紅白感ある
  • 加山雄三のロックかっこいい
  • 矢口真里とももクロの『恋愛レボリューション21』が良かった
  • 矢口真里がマー君に「いま目指して欲しくない先輩アイドル」といじられていた
  • こんな豪華ゲストが呼べるのも AbemaTV のおかげか

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(AbemaTV より)

おまけ:アイドルと生歌と生バンド

以上、5年間のももクロちゃんライブを出演ゲストの観点で振り返ってきました。

最後に、ゲストとしては紹介しなかった生バンドについて。今回紹介したライブのほとんどすべてに生バンド演奏がついています。

識者(友人のアイドルオタ)によれば、アイドルのライブで生バンドがつくのは珍しいとか。そもそも全曲生歌で歌うアイドル自体が珍しく、結果的に生バンドはつかない。また、ほかのアイドルのライブではファンは生バンド・生歌での音楽を楽しみにくるわけではなくニーズがない、とのこと。

ももクロちゃんはバリバリ生歌。大きいライブはほぼすべて生バンドです。
生歌なので、歌詞間違えたり自分のパート歌い忘れたり音程外したりあーりんだけ声の圧がすごかったりなんて日常茶飯事ですが、そういったライブ感が楽しいんですよねー。

ももクロちゃんの生バンドは「サムライロックオーケストラ」というオリジナルバンドが参加しています。ライブによって構成は異なりますが、一般的には下記のようなガチ構成。

  • キーボード
  • ドラム
  • パーカッション
  • ベース
  • ギター ×2
  • サックス
  • トランペット
  • トロンボーン
  • コーラス ×2

少し前までは、キーボード兼音楽監督にユーミンをプロデュースした武部聡志が参加していたり、ギターには椎名林檎のギタリストを務める西川進がほぼレギュラーで参加したり、コーラスに加藤いづみがついていたりとこちらも豪華。

ライブを重ねるごとに、バンドメンバーと一緒に音を楽しんでいるのが感じられて、こちらも楽しくなります。

 

今回紹介したライブのうち、特にオススメなのが下記の2つかなー。ももクリ2017が円盤化したらそれが一番になりそうな気も。