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なべはるの人事徒然

フィードフォース人事の中の人。採用、教育、評価制度、組織活性など、日々考えていることを綴ります。現在人事で働いている方、人事の仕事に興味のある方、就職活動中の学生などに読んでいただけたら幸いです。

会社の規模が変わっても個人の交友関係の幅は変わらない

大企業だとたくさんの人と交流が持てて成長するって本当?!

就職活動中の学生にどんな会社に入りたいかを聞いていると、「大企業のほうが色々な人がいるから勉強になるし刺激を受けて成長できると思うんです!」と言う方がいます(現職に転職してきてから特に多いです)。安定志向だから大企業に行きたい、というのではなく、色々な人から刺激を受けながら成長したいから大企業に行きたい!というのです。

この話、これまで何となく違和感を感じていたのですが、最近その違和感の正体が分かった気がするのでまとめてみます。

大企業は人数が多い分、色々な人がいる

色々な人がいれば、中にはスゴい人もいて刺激になる、勉強になる

一見すると問題ないと思えるこのロジックですが、これが成り立つには、「社員が増えると交友関係も広くなる」という隠れた前提が必要です。

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会社の規模に関係なく、交流できる人数は限られている

自分の会社に色々な人、スゴい人がいたとしても、普段その人と交流することがなければ刺激や影響を受けようがありません。

そして、人が交友関係を持つことのできる人数は会社の規模に関係なく限られているように思います。当たり前ですが、1万人の会社に勤めているからといって1万人全員と交流が持てるわけではないのです。
普通に働いていて社内で交流を持てるのは、同じ部署・仕事で関係のある部署・同期入社や年の近いメンバー、くらいではないでしょうか。

その人の性格や職種、会社の社風にもよるでしょうが、交友関係といえるほどの交流を持てる限界人数は通常で30~50人くらい、よほど社交的な人で100人くらいのように思えます(個人の感覚です)

こうなると、1万人の会社であっても50人の会社であっても、社内で交流できる人数には変わりはありません。大手企業に行くといろんな人と交流ができる、色んな人脈ができるかも~、と思っている人はこの点に注意したほうがいいかもしれません。

少人数の企業のほうが交友関係に幅が出る

企業規模に関わらず交友できる人数が限られるとしたら、むしろ少人数の企業のほうが色々な人と交流できるようにも思います。

例えば私の前職では人事部だけで40人余りいました。40人が私の限界交友人数だとしたら、人事部員だけでキャパが埋まってしまいます。また、課長・部長とは日常的に話すことはありましたが、その上の事業部長や役員とは中々日常の交流はありませんでした。
現職では社員全員で40人余りなので、同じ40人の交流でも社長を含む様々な部門・役職の人と交流できています。

このように、企業規模が大きいほど部門・役職を超えた交流がしづらくなることを考えると、少人数の企業のほうが色々な職種・役職の人と交流が持てると言えるかもしれません。