人事はもっと発信しよう!HR Meetup Tokyo vol.2 に参加しました
メルカリの石黒卓弥さんが主催している人事ミートアップイベントに参加してきました。
HR Meetup Tokyo “The War for Talent”とは
採用に悩んでいない会社はない!他社の良い取り組みを自社にも活かそう!ということで、メルカリの石黒 卓弥さんが主催している人事ミートアップイベント“The War for Talent”に参加してきました。
イベントの主旨をイベントページから引用すると、
「人事はもっと発信しよう」と思ってこの集まりを作ってみようと思いました。
人事や採用に関する情報は世の中に多くあふれていますが表面的な情報が多く、「現場での実行」となると途端に見えにくくなります。採用や組織についてもっともっと学びたいと思いませんか?
「現場で実行している人」の「実行している中身」を「お互いにアウトプットしながら学ぶ場」を作ることにしました。
とのこと。ワクワクしかありません!
当日参加した企業は、メルカリ・レアジョブ・ビズリーチ・マネーフォワード・ユーザベース・ビザスクなど急成長中のベンチャー企業ばかり。各社各様の採用の工夫をこらしており、刺激的な時間でした。
(イベントページより引用)
怒涛の採用TIPSライトニングトーク!
当日は、「私の採用TIPS」をテーマに5分間のライトニングトーク&質疑を参加者全員で進めました。
以下は、私が当日リアルにメモしたことを箇条書きで紹介します。当日の熱量を少しでも感じていただければ幸いです!
- 社員紹介に力を入れる。
社長より、「必ず週に1人紹介するように」と強くメッセージングしている。今欲しい人材の要件を月に1度社員に伝えている。 - 社員紹介を促進するためには、まず社員が自社のことを好きになる必要がある。社内の会議でことあるごとに「ウチの会社のココがすごい」と言い続ける。
- 採用目的のミートアップイベントを推進する。社員が人を紹介したいと思えるイベントを定期開催する。ダイレクトスカウトからミートアップイベントへ誘導もアリ。
- すぐ結果が出なくても諦めずやり続ける。ミートアップイベントの参加者が少なくなってしまうこともあるが、やり続けるのが大事。
- LinkedIn でめちゃめちゃコンタクトする。
- 採用したい職種についての記事をメディア向けに営業する。
「どんなネタを提供できるか」「そのネタがどう面白いか」などを複数案作りメディアの方向けにラブレターを送る。 - エンジニア採用では言語経験の年数を見ない。「Java経験3年以上」とかの求人はイケてないように見える
デキるかどうかに経験年数は関係ないし、例えばJavaを深く理解している人は他の言語にもすぐ対応できる。 - エンジニア採用で一番見るのは、ググっても解決しない問題を解決したか。
受託開発的ではなく、プロダクトを主体的に伸ばす働き方に慣れているか。
ソフトウェア技術が好きかどうか。ある程度のトレンドを知らない人はそもそもソフトウェアを好きでないことが多い。 - 新卒採用に実務インターンシップを活用。
就職活動が終わった今の時期、リクルートやコンサル・投資銀行などに内定出ている学生に働いてもらう。純粋に戦力として活躍してもらう一方、マッチする人がいたらそこから採用する。教育もできてミスマッチが少ない。
いかがですか?どの話題をとっても「もっと詳しく聞きたい!」と思える内容ではないでしょうか。実際、質疑応答が盛り上がりまくりで濃い~時間でした。
詳しいまとめは、SCOUTERの大間知さんやメルカリの石黒さんがまとめてくれているので下記記事をご覧ください。
人事こそもっと発信するべし
世の中には「今はリファラル!」「ダイレクトリクルーティングの時代だ!」等の表面的な情報があふれていますが、私たち人事担当者に必要なのはより実践的な現場の体験とそこから得た知見です。
その意味で、今回参加したミートアップイベントは、現場で実際に試行錯誤しているメンバーによる血の通ったノウハウを共有することができ大変有意義でした。
参加された皆さん、ありがとうございました!!
他社の人事課題に無責任に意見を言い合う、「無責任会議」も不定期開催中。またそろそろやりたいですね!